(詩) 人間はComposed of 感情100%
人間はcomposed of 感情100%
形づくりたい、言葉にしたいと思えども
うまく形にならないことに自己嫌悪しかけて
自己嫌悪したくないから[いいや]とポジティブに投げ出して次に進もうとする。
そうやって解決しないままの問題が積み重なっていく
だから何度も何度も同じ問題にぶつかっては保留にして逃げ出してしまう。
そもそも形にならないのは[一つ一つ定義づけて漆喰で固めてからじゃないと前進できない自分]と[白黒はっきりさせることに過大に反骨精神を感じている自分]が拮抗し合っているからだろう。
しかしこういった自己矛盾を抱えていることさえも保留にしてしまう。
そしてまた同じ問題にぶつかる。
この自己矛盾、さらには全てを保留にして逃げてしまうその根本を解決しようとしないのは、今まで積み重ねてきた思考のプロセスを否定すること、失うことが怖いからだろう。
([怖いからだろう])という文の文末でも[怖いからだ]と断定して言い切って(解決して)から前に進みたい自分と[怖いからだろう]と解釈想像の余地を残したい自分とのあいだで大きな自己矛盾があったが、めんどくせえと思ったことにして語尾に大した意味は持たせていないと言い張りたい自分がいる。そんな思考をしていること自体めんどくさいのだが、それも自意識過剰でギザな自己愛を守りたいがために幾重にもフィルターをかけて自己完結して壁を作っているからかもしれない。(ああ、また[かもしれない]とか言ってしまう...ループ<またこの問題も解決しないまま前に進もうとする>)...ループ...
こうやって文章を作っているとやたらと面倒な言い回しをしているなあと実感したのだが、それも素直にストレートにものを言えない作り上げられない素直な自分の臆病な自己愛の現れなのだろう。そう信じたい、今は。
言い訳逃げ道を多く作り過ぎ。
でも自己嫌悪しているようにみえて自己嫌悪してないぜメーン、テキトーに言葉並べて遊んでみただけみたいな感じに振る舞ってしまう自分に自己嫌悪する。が自己嫌悪していないことにしてしまう。...ループ...そしてこの問題も解決しないまま前に進もうとする。
宙ぶらりんな狭間に泳ぐ感情は定義づけすることが難しい。そもそも定義づけするべきものなのか分からないが。だから分かりやすく定義のある言葉そのものに膠着してしまい、オブジェのように愛でて、さらにそこに付随の意味性を増やしていくことに密かに感動して、その言葉があたかも普遍的な最強の武器であるかのように信じ込みそれを自らの感情に当てはめようとする。そうすると自らの生の感情と自分史で形作られた言葉の間で微妙な齟齬が生まれてうまく言葉にできなくなる。うまく形づくられなくなる。
この矛盾に対峙して、その感情を保留にして先に進もうとする。
そうして自分の感情がよく分からなくなっていって、[なんかよく分かんねえわ!笑]
になってしまう。
とりあえず[なんかよく分かんねえわ!笑]っていう感情だけを掘り出したことに定義してしまって終わりにしてしまう。
なんかよく分かんなくなってきたので
この文章を書くのも終わりにしてしまおう。
うい、終わり‼︎
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................ある時いつかこの積み上げてきた思考プロセスが巨大な一つの集合体となってヘドロのように空全体から降ってくると分かっていように。
この文章を書いたことにより一つ成果物あるいは作品(定義されたものとほぼ同義と言えよう)を得たという点においてだけ満足することにしておこう。思考プロセスで悶々とした経験時間はとりあえず水に流してしまおう。
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